その美しさから「北方の薔薇」と称される古都チェンマイを中心とした北部は、タイ最高峰インタノン山をはじめとした峰々が重なる緑豊かな山岳地帯。かつてこの地を支配したランナー王国の影響で、「ランナースタイル」と呼ばれる独自の文化がいまも色濃く残るほか、ミャンマーやラオスと国境を接し、また山岳民族が多く暮らすなど多彩な文化が特徴的な地域です。タイ族初の王朝が築かれたスコータイもこの北部の南端にあります。
冬がなく、一年中様々な花たちが次々と咲き誇ります。
タイの国花はゴールデンシャワーです。
ブドウの実のように黄色ゴールデンの鮮やかな色が目に鮮やかに飛び込んできます。道路の脇に多く植樹されシーズンには目を楽しめさせてくれます。ランも有名です。タイのランの原種は世界の30%ほどあるようです。空中に根を張ったりとまさに最適の環境と言えます。野の花たちも次々と主張して咲き熱帯らしい鮮やかな色やその形を楽しませてくれます。散歩にはカメラを持って北部タイの花たちを楽しんでください。果物の花たちも目を楽しめさせてくれます。マンゴーの花、ラムヤイの花なども見ごたえがあります。