チェンマイ
多彩な魅力あふれるタイ。中でも北部地方は、様々な民族の影響を受けて築き上げられた個性的な文化と、ドイ・インタノン国立公園をはじめとする豊かな山岳地帯を有する美しい古都として有名です。
1262年、チェンライに都を開いたメンラーイ王は、北部を次々と統一し、1287年『ランナー王国』を建国。さらに、ピン川沿岸にあった都の拡大をはかり、1296年チェンマイに還都して、ここに280年に渡るチェンマイの歴史が始まりました。
その後、ランナー王朝は、ビルマ、ラオス、アユタヤといった近隣諸国からの度重なる侵略によって一時荒廃しましたが、19世紀バンコクのチュラロンコーン大王が北部統治に乗り出して、見事に蘇えらせました。
いま、チェンマイは「北方のバラ」と呼ばれるタイ第2の都市へと成長。壮麗なランナー王朝の歴史と広大な自然が織りなす独自の北部文化は、世界中の観光客を魅了し続けています。
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